接遇とコミュニケーションを通じて、現場での安心とつながりを育む機会に 

新入職員向けフォローアップ研修を開催しました

2025年7月9日、医療法人仁友会北彩都病院にて「新入職員向けフォローアップ研修」を実施しました。
本研修は、入職後数か月を経た新人職員の皆さまを対象に、職場への適応支援や不安解消、基本的な接遇力・コミュニケーション力の向上を目的として開催されています。

社会人としての心構えと職場のエチケット

研修の前半では、「社会人としての基本的な心構え」と「医療現場における職場のエチケット」について確認しました。
忙しい日々の中でつい忘れがちな“相手を思いやる姿勢”や“報・連・相の基本”などを、ワークを交えながら振り返る時間となりました。

これらは単なるマナーではなく、信頼される社会人としての土台であることを再認識していただけたら嬉しいです。

非言語の力を体感するコミュニケーションワーク

今回の研修では、「笑顔」をテーマに、非言語コミュニケーションの重要性を実感できるペアワークを行いました。

まずは、言葉だけ(無表情・無反応)で会話する場面を体験し、その後、笑顔やうなずき、身振り手振りを交えた会話を実践。
同じ言葉を使っていても、非言語の要素が加わることで相手に与える印象や安心感が大きく変わることを、体感を通して理解していただけました。
特に、非言語表現がある方が、「話を聴いてもらえた」「受け入れてもらえた」という感覚につながりやすく、言語のみのコミュニケーションとの違いを明確に感じていただけた様子でした。
このワークを通じて、医療現場で求められる“伝え方”や“関わり方”の質について、単なる理論ではなく、実践を通じて学ぶことができたと思います。

接遇の基本5原則を再確認

最後に、「接遇の基本5原則」(挨拶・表情・身だしなみ・態度と動作・言葉遣い)を再確認しました。
日々の業務の中で当たり前のように行っていることでも、立ち止まって見直すことで“より良い接遇”につながるヒントが見つかります。

特に、第一印象の大切さや、非言語のコミュニケーション(表情や態度)の重要性について改めて学ぶ機会が必要と考えます。

今後のサポートについて

本研修は、2ー3回/年のペースで継続して実施しております。
入職から時間が経つにつれ、現場での経験とともに新たな悩みや課題が出てきます。
定期的なフォローアップ研修を通じて、不安を安心に変え、自信を持って働ける人財育成を今後も支援してまいります。

お問い合わせ

同様の研修をご検討中の病院・医療機関の皆さまは、お気軽にお問い合わせください。
ご要望に応じて、接遇マナー研修・コミュニケーション研修・傾聴トレーニングなど、カスタマイズ可能です。

        

                      接遇研修 マナー講師

                      リフレイム 河野 恵美

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